2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の主題歌として、夫婦デュオのハンバート ハンバートによって書き下ろされた楽曲です。
主人公のモデルとなった小泉セツ(小泉八雲の妻)の著書『思ひ出の記』を読んで制作されたこの楽曲は、ドラマの世界観だけでなく、現代を生きる人々の日常にもやさしく寄り添うようなぬくもりに満ちており、あたたかな響きの木管五重奏にぴったりの一曲です。
全体を通して穏やかなテンポですので、細かい十六分音符は焦らず丁寧に演奏してください。
また、メロディーのパートにはアーティキュレーションのために短い単位でスラーを付けていますが、細切れにならないよう、フレーズ全体の中で自然に歌うことを心がけましょう。
後奏([H]〜)では、クラリネットのソロが主役になります。
音価の長い伴奏のパートは、ソロを引き立てるバランスを意識して演奏してください。
このブルージーなクラリネットは、前奏や間奏にも短く顔を出しますので、印象的に表現できるとよいでしょう。
基本的な木管五重奏編成でのアレンジですが、以下のパートには他の木管楽器でも演奏できる代替用のパート譜が付属していますので、必要に応じて活用してください。
・Oboe → Soprano Saxophone (or Clarinet) in Bb
・Horn → Alto Saxophone (or Alto Clarinet) in Eb / Tenor Saxophone in Bb
・Bassoon → Bass Clarinet in Bb / Baritone Saxophone in Eb
(音域等の都合で本来のパートと異なる音が書かれている場合があります。)
なお、木管五重奏のあたたかく豊かな風合いを生かすために、キーは原曲から半音下げたBb majorに設定しています。
♪♪参考音源はこちらから♪♪