NHK大河ドラマ第64作「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」は、江戸時代中期から後期にかけて活躍したメディア王、“蔦重”こと蔦屋重三郎の生涯を描く作品です。
ドラマの音楽を手がけるジョン・グラムによるメインテーマ「Glorious Edo」は、江戸時代の文化や芸術の発展を讃えながら、主人公・蔦重の歩みとその物語を描き出しています。
演奏に際しては原曲をよく聴いて、まずはそのイメージを掴んでください。
特に躍動感あふれる打楽器群のパートが印象的ですので、打楽器を使わない木管五重奏でもそのイメージを大切に、推進力ある演奏を目指せるとよいでしょう。
どの楽器も音域とダイナミクスを幅広く使いますので、難しく感じられる部分もあるかと思いますが、ソリスティックな絡み合いの中から生まれるサウンドが木管五重奏の持ち味のひとつでもありますので、原曲の壮大なオーケストレーションとは一味違った響きを楽しんでみてください。
クラリネットはA管を指定していますが、Bb管用のパート譜も付属しています。
また、以下のパートには他の木管楽器でも演奏できる代替用のパート譜が付属していますので、必要に応じて活用してください。
・Oboe → Soprano Saxophone (or Clarinet) in Bb
・Horn → Alto Saxophone (or Alto Clarinet) in Eb / Tenor Saxophone in Bb
・Bassoon → Bass Clarinet in Bb / Baritone Saxophone in Eb
(音域等の都合で本来のパートと異なる音が書かれている場合があります。)
なお、こちらの楽譜は原調(A major・B major)でのアレンジとなっています。
♪♪参考音源はこちらから♪♪