トップ > ♪ 編成別 > ピアノ > ピアノソロ > 【Pf】『水の粒子〜ピアノと明珍火箸のための/A Particle of Water for piano and Myochin Hibashi chopsticks』ピアノソロ

【Pf】『水の粒子〜ピアノと明珍火箸のための/A Particle of Water for piano and Myochin Hibashi chopsticks』ピアノソロ 【Pf】『水の粒子〜ピアノと明珍火箸のための/A Particle of Water for piano and Myochin Hibashi chopsticks』ピアノソロ
【Pf】『水の粒子〜ピアノと明珍火箸のための/A Particle of Water for piano and Myochin Hibashi chopsticks』ピアノソロ 【Pf】『水の粒子〜ピアノと明珍火箸のための/A Particle of Water for piano and Myochin Hibashi chopsticks』ピアノソロ
拡大画像

【Pf】『水の粒子〜ピアノと明珍火箸のための/A Particle of Water for piano and Myochin Hibashi chopsticks』ピアノソロ

古池や蛙飛び込む水の音

言わずと知れた松尾芭蕉の名句である。蛙が一匹、ポッチャンと音を立てて飛び込む、たった一つの音が世界を形作る。
蛙が飛び込んだ後の水面には、波紋が拡がる。水中では、更に三次元的な拡がりを見せる。
古池の周りに残される静寂の空間と、蛙がいなくなったあとの石。
古来、蛙は鳴くものであって飛び込むものではなかったことから、芭蕉の視点は斬新なものであったらしいが、水の動きと空気感の表現の大きさは、計り知れないものを内包している。
この「水の粒子」を作曲するに当たって、この句が頭から離れなかった。
蛙によって起こされる水の動きの描写音楽、文字通りの「水の粒子」の動きがテーマとなっている。
水の粒子の運動は一度始まると、留まるところを知らず様々な連鎖が起こる。
連鎖に次ぐ連鎖、そして、そのイメージに深く関わる明珍火箸の響き。
玉鋼(たまはがね)と呼ばれる日本刀の素材として使われる日本古来の純鉄の発する音は、「水の粒子」の連鎖を更に増幅させる。
小川典子さんと、ミューザ川崎シンフォニーホールの共同委嘱作品として2009年に作曲した。

The ancient pond
A frog leaps in
The sound of the water.
(English translation by Donald Keene)

This famous haiku by Matsuo Basho, illustrates a frog jumping into water.
The sound of minimal water splash solely creates a world.
After the splash, ripples spread across the water.
A three-dimensional scene is supposedly developed in the water.
Spatial silence is left around the pond.
There is a stone from which the frog made the jump.
In ancient stories, frogs were portrayed as creatures of croaking, not jumping, and Basho’s point of view thus was considered original.
His expression of the movement of water and the airy surrounding connotes infinite suggestions.
The initial intention of the composer was to literally portray the above poem and the movement of the particles of water.
It is a program music depicting the water movement caused by a jump of a frog.
Once the movement begins, it sets off a ceaseless chain reaction.
The sound of Myochin Hibashi profoundly reflects the image.
Myochin Hibashi is made of Tama Hagane, pure iron used to cast traditional sword.
The serene and glaring iron chopsticks amplify the acoustical chain reaction furthermore.

♪♪参考音源はこちらをクリック♪♪
 

【電子版】と【製本版】の違いについて】


ASKS Winds・Orchestraの譜面は、【電子版】と【製本版】の二種類から選択が可能です。
 

【電子版】<製本版よりお求めやすい価格です>
PDFファイルによるデジタルデータをメール送信します。 お客様ご自身での印刷となりますのでご注意下さい。
  1.入金確認
     ↓
  2.お客様専用の楽譜データ作成
     ↓
  3.電子メール納品(入金確認から1-2営業日以内)
     ↓
  4.お客様にてダウンロード・印刷

【製本版】
弊社で印刷した楽譜を郵送します。
〔入金確認後、2-3営業日で出荷〕
 <例>
  水曜日15:00までに入金確認 ⇒ 金曜日出荷
  木曜日15:00までに入金確認 ⇒ 月曜日出荷
  金曜日15:00までに入金確認 ⇒ 火曜日出荷
  金曜日15:00以降に入金確認 ⇒ 水曜日出荷
  土日祝祭日・年末年始
    ⇒入金確認後、最大6日後の出荷となる
     ことがございます。
<注意>
電子版・製本版ともにお客様専用の商品を作成致します。 返品・キャンセルはできませんのでご注意下さい。


メール不着事故を防止する為に


1.@askswinds.com、@asks-orch.comからのメールを受け取れるように設定して下さい。
2.なるべく携帯メールのアドレスを避け、PCのメールアドレスをご使用下さい。
3.Gmail:「迷惑メールフォルダ」に紛れ込む事例が多発しています。
4.Hotmail・msn・Outlook:メールの不着事故が多発しています。なるべく他のメールアドレスをご利用下さい。

※注文確定メールが届かない場合、「迷惑メールフォルダ」の確認をお願い致します。

【後払い】を選択したお客様へ


「メール到着」と「納品後5日以内の振込み」について確認させて頂くためにメールを送信致します。
返信を頂いてから納品をしますので、必ずご返信下さい。

【楽曲詳細】


♪ 作品コード:ASKS-PF33
♪ 作品種類:ピアノと明珍火箸
♪ 編 成:ピアノ、明珍火箸
♪ 作曲者:菅野 由弘
♪ 制作年:2010年
♪ 難易度:G5
♪ 演奏時間:約13分7秒
♪ 初演情報:2010年2月6日ミューザ川崎シンフォニーホール(ピアノ:小川典子)


【発売日】


2019/4/10

商品コード : ASKS-PF33
価格 : 円(税込)
数量
 

▼ 下記商品リストからご希望の商品をお選びください。
商品種類

選択
【電子版】演奏用譜面(スコア・パート譜)
【製本版】演奏用譜面(スコア・パート譜)

かごに入れる すぐに購入
  • お気に入りリスト
  • 商品についての問い合わせ

この商品についてのレビュー

  ニックネーム : 評点 :
内容 :
レビューを書く
入力された顧客評価がありません

ページトップへ